自民党の茂木幹事長は、日本を訪問中の台湾の鄭文燦 行政院副院長と会談し、日台関係の発展に向けて協力していくことで一致しました。

この中で茂木幹事長は「台湾は、自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有する極めて重要なパートナーであり大切な友人だ。日台関係全体がますます発展していくことを祈念している」と述べました。

これに対し、鄭副院長は「台湾と日本は、地政学的にも共通の課題に直面しており、重要なのは共通の夢とビジョンを持つことだ。将来に向けて、より多くの分野で提携していきたい」と述べ、両氏は、日台関係の発展に向けて協力していくことで一致しました。

政府は、中国への配慮から、台湾の政権中枢の幹部の訪問受け入れには慎重な姿勢をとってきましたが、去年7月には、政権ナンバー2の副総統が安倍元総理大臣の弔問のため東京を訪れました。